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出版社様必見!読者アンケートの回答数を増やすワザ

アンケート

こんにちは。アンケート・フォーム作成システム「WEBCAS formulator」のマーケティングチームです。
今回のテーマは「読者アンケートについて」です。

出版社様にとって、読者アンケートは読者のニーズを吸い上げ、さらに次の企画につなげられる重要な施策のひとつです。そのためには、できるだけ多くの回答を集める必要があります。本コラムでは、読者アンケートの回答数を増やすコツやテクニックを、実際の成功事例をもとにご紹介します。

掲載場所を変更しただけで、回答者伸長率が約10倍に!

最初にご紹介するのは、エンタテインメント・レジャー・グルメ分野の雑誌やムックなどを発行している、ぴあ様の成功事例です。

ぴあ様は読者アンケートの回答数を増やすため、アンケートの掲載場所を変更するという施策を実施。その結果、回答者の伸長率が約10倍にもなりました。また、同社はそれだけではなく雑誌・ムック購入者に「リピート購入」を促す仕組みも構築しました。

ぴあ株式会社 ご担当者様

ぴあ株式会社 ご担当者様

ぴあ株式会社 ご担当者様

読者アンケートを目次の次ページに見開きで掲載したところ、回答数が明らかに増加!

これまでぴあ様は、読者プレゼントの掲載場所を巻末だけに掲載していました。しかし、これを思い切って巻頭に近い場所(目次の次ページ)に見開きで掲載。すると、Webアンケートの回答数が明らかに増えたのです。

巻末に掲載していた「夏ぴあ」と比べると、掲載場所変更後に発売した「秋ぴあ」では回答者伸長率が9.1倍「冬ぴあ」では16.2倍にもなりました

秋ぴあ

秋ぴあ

雑誌・ムック購入者に「リピート購入」を促す仕組みも構築

さらにぴあ様は、アンケートに回答してくれた読者の方に、メールで直接商品の販促ができる仕組みも構築しました。具体的には、「秋ぴあ」を買ってアンケートに回答した方には翌年の「秋ぴあ」の発売をお知らせしたり、「夏ぴあ」と「デートぴあ」を買ってアンケートに回答した女性向けには、OL向けレジャー系ムックの販促を行ったり・・といった仕組みです。

想定していたWebアンケート&メール配信システムのイメージ

想定していたWebアンケート&メール配信システムのイメージ

これにより、10倍以上に増えたアンケート回答者に、さらなるリピート購入を促すという相乗効果を生み出せるようになりました。

スマホ用アンケートフォームを用意したら、回答の8割がスマホから寄せられた!

次にご紹介するのは、新潮社様の成功事例です。

新潮社様は、女性向けカルチャー誌「RoLa(ローラ)」の読者アンケート回答数を増やすため、スマホユーザーを意識したアンケートフォームを用意しました。その結果、スマホ対応を行っていない別の媒体と比べて回答数がアップし、なんと8割もの回答がスマホ経由で集まったそうです。

株式会社新潮社様 ご担当者様

株式会社新潮社様 ご担当者様

株式会社新潮社様 ご担当者様

ターゲットである、20代後半~30代女性のデバイス環境を考慮

一般的にPC用のアンケートフォームは、スマホからアクセスすると選択項目のラジオボタンや自由記述のテキストボックスが小さく表示されてしまい、その都度画面を拡大しないとスムーズに回答を進めることができません。これではせっかくアンケート画面にアクセスしてもらっても、離脱率が高くなってしまいます。

新潮社様は、「RoLa」の読者層である20代後半~30代の女性には特にスマホユーザーが多いと考え、スマートフォンからでも回答しやすいフォームを作成しました。そしてスマートフォンからアンケート画面にアクセスした方には自動的にスマホ用のアンケートフォームに誘導されるよう設定を行いました。その結果、8割ものアンケート回答がスマホ経由で集まったのです。

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デバイス毎のフォームデザインの違い

デバイス毎のフォームデザインの違い

「その場で当たるスピードくじ」と、「読者の入力負担を減らす施策」で回答数がアップ

最後にご紹介するのは、2014年で50年目を迎えた日本初の育児雑誌「赤ちゃんとママ」等を出版している、赤ちゃんとママ社様の成功事例です。

赤ちゃんとママ社様は、読者アンケートの回答数をアップさせるため、ユニークな施策を積極的に実施しています。

株式会社赤ちゃんとママ社様 ご担当者様

株式会社赤ちゃんとママ社様 ご担当者様

株式会社赤ちゃんとママ社様 ご担当者様

1.「その場で当たるスピードくじ」で読者のモチベーションをアップ

同社は、アンケート回答後にくじ用の数字を入力するとすぐに当選か落選かがわかる、Web上で実施するスピードくじを企画しました。このスピードくじはすぐに結果がわかるので、読者の「やってみよう」という気持ちを掻き立てることができ、アンケート回答数アップにつながっているそうです。

2. 「読者の入力負担を減らす施策」で回答数をアップ

また、同社はアンケートの回答数をアップさせるため、できるだけ読者の回答負担を減らしたいと考えました。そこで、「前月号でWebアンケートに回答したかどうか」を冒頭で質問し、そこで「はい」と答えた方には同じ質問が出てこないよう設定しました。これにより、途中で回答をやめてしまうユーザーを減らすことができたそうです。

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株式会社赤ちゃんとママ社様 ご担当者様

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まとめ

読者アンケートの回答数を増やすには、ぴあ様のように読者アンケートの企画自体を目立つ場所に掲載することはもちろん、アンケートフォームのスマホ対応や入力負担を減らす工夫など、ユーザーをできるだけ離脱させないようにすることが大切です。
読者の声を次号の企画に活かすためにも、ぜひ上記のような取り組みを真似してみてください!

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コラム執筆:株式会社WOW WORLD 浅野 真理子

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