メールマーケティングをとことん突き詰めて、ふと今までの道のりを振り返ると気が付くことがあります。それは、「結局これって、究極のデータベースマーケティングだったんだ」ということです。
データベースマーケティングとは、「顧客DBを活用して、顧客ひとりひとりにぴったりなコミュニケーションを行うこと」と、「顧客とのコミュニケーションから得られた情報を顧客DBに格納し、DBを次々と豊かにしてゆくこと」の2つから構成される概念です。考え方としては非常に素晴らしく、10年以上前から語り続けられています。
が、実際の成功事例となると極めて少ないのが現状です。顧客情報を多少溜めるところまでは実施している企業も多いのですが、その活用となると単に経理処理に使っているぐらいで、それ以外の豊富な情報は、「たんすの肥やし」、「宝の持ち腐れ」となっているのです。その原因は2つあります。
まずは情報を蓄積する段階でのハードルです。例えば営業マンが顧客との商談の中で豊富な情報を手にいれることは日常茶飯事です。
しかし、これをパソコンに入力するのは大きな手間がかかります。結果として顧客DBに残るのは、せいぜい「いつ、誰を訪問したか」といった乾いた、使えない情報だけになることが多いのです。
2つ目のハードルは情報活用段階のものです。仮にある通販会社が莫大なコストを投入して、100万人の顧客の詳細なDBを構築したとします。
そこには、性別・年齢・家族構成はもちろん、趣味嗜好・ライフスタイル・購買履歴などの豊かな情報が入っているとします。本来であれば、100万人に対して、100万通りの異なる郵便DMを作成して送付すれば、絶大な効果が望めます。しかしこれは現在の印刷・製本・封入技術では不可能なのです。結果として豊かな顧客DBも宝の持ち腐れとなってしまうのです。
実は、この2つの悩みを一挙に解決してしまうツール。それがEメールです。
今まで絵に描いた餅であったデータベースマーケティングがEメール活用によって容易に現実のものになるのです。以下、4つのステップでメールという道具によるデータベースマーケティングの実践方法を解説しましょう。