これから始めるEメールマーケティング 第9章 HTMLメールを活用しよう! その1
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20. これから始めるEメールマーケティング

第9章 HTMLメールを活用しよう! その1

この章では、写真やイラストが使われるカラフルなメール、HTMLメールについてです。最近、通信速度やメールソフトなどの環境が整い、HTMLメールを活用する企業が増えてきました。その使いこなしのコツなどをご紹介します。


HTMLメールなら効果2倍!?

数年前までは、重箱の隅をつつくような論理でHTMLメールを忌み嫌う人たちの意見が幅をきかせていましたが、最近は全く逆に、HTMLメールを手放しで賛美する動きもあります。

例えば、皆さんの会社に「HTMLメール屋」が売り込みに来たことはありませんか? 彼らのセールストークは、「HTMLメールなら効果が2倍ですよ!」というものです。ひどい場合は、10倍という数字を使う業者もあります。

「HTMLメールは最新で良いもの。テキストメールは古くて悪いもの」。この考え方は誤りです。メディアとしての先輩である、紙媒体を例に考えてみましょう。例えば、「週刊新潮」という雑誌は大部分が文字だけで構成されています。これは、テキストメールに相当します。

また、「FRIDAY」という雑誌は大部分が写真で構成されています。これは、HTMLメールに相当します。

もしここで、「写真をふんだんに使ったFRIDAYは、文字だけの週刊新潮より優れている」という人がいたら、周りから変な目で見られますよね。

2つの雑誌に優劣はなく、個性があるだけです。それぞれの得意なコンテンツを、それぞれの読者層にぴったりの表現形式で届けるための工夫。それが、文字主体あるいは写真主体という形となって表れているのです。

Eメールも全く同様です。例えば自動車会社からのメルマガを例にあげましょう。新車の発売日のメールは、HTML形式で、その美しいフォルムを見せたいところです。しかし、その後週に1回、開発者のこだわりを伝えるには、テキストメールでじっくり語るほうが良いかもしれません。HTMLメールが優れているという短絡的な考え方は捨て、その個性を生かすプランニングを行うことが重要なのです。

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