比較的低コストで実現可能であり、かつ効果の高いメールの活用は、既にマーケターの間では常識になりつつあります。しかし、その裏に潜むリスクについては、未だ十分に理解されているとは言えません。
まず始めに、「油断をしていると、こんな事故が発生する」という例を挙げます。読者の皆さんも幾つかは心当たりがあるかもしれませんね。
【内容記載ミス】
金額の表記間違い、商品の写真取り違え(HTMLメールの場合)、URLの表記間違い、
機種依存文字の使用(文字化けの原因)、意図しない差別表現など
【リスト取り違え】
二種類のメルマガを同時発行している場合の「内容」と「リスト」の取り違え、オプトアウト(配信停止)者への
メール送付、テキストメール希望者へのHTMLメール送付など
【One To Oneオペレーションミス】
属性や購買履歴に応じてのOne To Oneメール実施時の差込・差替間違い
【システム事故】
ウィルスがメールマガジンに混入(粗悪な配信エンジン使用の場合)、多重配信(同じメールが何通も届く)、
クリックカウントログ消失、配信中のメールサーバー・ダウンなど
【個人情報の流出】
読者のアドレス全員をTOアドレスで指定し、読者相互にアドレスが露出(個人用メールソフト利用時)など
こう並べてみると、メールマーケティングには多くの落とし穴が潜んでいるのがわかります。
だからといって怯える必要はありません。正しい手順を踏んでオペレーションを行えば、事故の確率を極小に押さえることが出来ます。
自動車の運転に例えると、「酔っ払い運転、赤信号無視などをしている人はいずれ悲惨な事故に遭う」、しかし「きちんと整備された自動車で交通ルールを守って運転している人は安全」ということです。