大和市役所様ご活用事例
神奈川県のほぼ中央に位置し、人口約22万人となる大和市様は、市民の声を市制に活かすことを目的に、2008年4月より、WEBアンケート『やまとeモニター』制度を開始されました。同プロジェクトを推進するシステムとして、大和市様はメール配信システム「WEB CAS e-mail」とアンケートシステム「WEB CAS formulator」をご活用されています。今回は、ソリューションをご提案された株式会社NTTデータの小林 久浩 様と里田 有毅 様、運用支援をご担当されている株式会社KSKの海老原 等 様に、『やまとeモニター』と「WEB CAS」シリーズのご活用についてお話を伺いました。
もくじ |
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1.『やまとeモニター』プロジェクト立ち上げの経緯 2. WEBアンケートというソリューションの理由 3. 市長自ら市民に呼びかけ幅広い市民の声を収集 4.『やまとeモニター』システムの概要 5. エイジアをパートナーとして選定した理由 6.「WEB CAS」シリーズの評価 7. 今後の展望 8. エイジアへの評価 |
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―今回、大和市様が立ち上げられた「やまとeモニター」制度の立ち上げの経緯について詳しく伺いたいのですが。
この『やまとeモニター』は、「行政に対する市民の考え方を聞き、それを反映させた施策を打っていきたい」という思いを強く持たれていた市長自らが、広聴相談課に打診してプロジェクトをスタートされたというのがきっかけです。
現在このように、“市民の声を広く収集し、発信する”という取り組みをされている自治体は増加傾向にありますが、NTTデータでは、大和市様の “市民の声を発信する”ためのFAQシステムの導入支援を担当していたという経緯もあり、今回のソリューション提案についてご相談頂きました。
また、大和市様は、以前よりITを活用した先進的な取り組みを積極的に行う風土がありました。FAQシステムや市民カード制度がその一例となりますが、市民生活をより便利に、豊かにするためにITを活用する土壌が整っていたことも、今回のプロジェクトを推進する追い風になったのではないかと思います。
―市民のご意見を収集するという目的で、なぜこのような仕組みを選択されたのでしょうか。
今回の『やまとeモニター』のような、WEBアンケートの仕組みを採用されたのには理由があります。例えば市民の皆さんの意見を収集する仕組みとしては、自由に意見交換が行える場として、インターネット上の電子会議室も考えられますが、パソコンだけしか操作できない電子会議室は必然的に参加者が限られてしまいます。しかし携帯電話でも参加できる『eモニター』なら、年齢・性別問わず、幅広い市民の方が気軽に参加できるというメリットがあり、大和市様もそこを評価されたようです。
―市長が発案されるなど、このプロジェクトには力を入れられているようですが、実際の取り組みについて詳しくお伺いします。
『やまとeモニター』を開始してから2ヶ月間、市長自ら、市内の主要8駅で広聴相談課の皆さんとモニター募集のチラシを配布されました。この地道な普及活動の結果、募集開始後6ヶ月後時点で、モニター数は877名となりました。またアンケートのテーマに対しても、各課から上がってきたテーマを、市長が最終的に吟味してテーマを決定するなど、力を入れていらっしゃいます。
―市民の声を幅広く収集できているかどうか、という観点ではいかがでしょうか。
その点でいいますと、まずモニターの属性ですが、パソコンでご登録されている方が370名、携帯電話が507名。性別は男性469名、女性408名となっています。年代は40-50代の方が最も多いようですが、比較的幅広い年代の方からご登録いただいているようです(※数値はインタビュー時)。携帯でご登録されている方が比較的多めで、属性はそれほど偏りなくご登録いただいているようです。やはりPC・携帯と間口を広げられている成果といえるのではないでしょうか。アンケートの回答率は、月によっては68%の回答率もありました。
―7割近くとは、かなり回答率が高いように思われるのですが。
そもそも市制に興味がある方がモニター登録されるからだと思いますが、大和市様はモニターにとってわかりやすいアンケートとなるよう注力しておられますし、アンケート内容も“大和市が聞きたい内容”だけでなく、地震や防災など“市民が興味ある内容”を盛り込んでいることも、その理由かと思います。
―それでは、今回の『やまとeモニター』の仕組みを詳しく伺いたいのですが。
まず市民の皆さまに、パソコン・携帯電話からモニター登録を行っていただきます。対象者は大和市在住の20歳以上の方々です。ご登録いただいたメールアドレスには、市から月一回メールを送信するので、パソコンや携帯電話から、メール記載のURLよりアンケートフォームにアクセスしてご回答いただきます。アンケート結果は、どなたでもホームページ上でご覧いただけます。また募集は大和市のホームページ上や、モニター募集のチラシを配布して行われ、携帯電話からはQRコードや空メールのシステムで簡単に登録できるようになっています。
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| 大和市ホームページから『やまとe モニター』ページに アクセスし、モニター登録やアンケート結果の確認が 行える http://www.city.yamato.lg.jp/ |
実際のアンケート結果 |
―『やまとeモニター』の仕組みを実現するために、今回NTTデータ様は数あるシステムの中から「WEB CAS」シリーズのメール配信システムとアンケートシステムをご選定いただいていますが、その理由をお聞かせください。
まず我々としては、“市民の声を広く収集する”活動を実現するシステムが、パッケージ・ASP双方で展開をしていることは、ビジネス展開上非常に重視していました。実は大和市様からこのお話を頂く前から、パッケージ・ASP双方から展開していることや、機能の充実度、実績などから判断し、ターゲットを「WEB CAS」シリーズに絞っていました。
「WEB CAS」シリーズを選定した理由としては、必要な機能がうまくまとまっているところを評価しました。使いやすさ、わかりやすさという点でポイントが高いと考えています。今回の案件はコンペでしたが、膨大な費用を払って闇雲に高機能なシステムを採用することは、大和市様ひいては市民の皆さまのためになりません。納得のいくコストで、必要な機能を適正な運用をご提案した結果、全体的な機能、使いやすさ、価格、サポート、実績等を総合的に評価いただいて、当社の案が採用されました。
―実際の運用支援に関してはいかがでしたか。
「WEB CAS」シリーズは様々な機能がありましたが、使うのは難しいようで簡単だというのが個人的な感想です。システムの説明に多少時間はかかりましたが、広聴相談課のご担当者様の飲み込みが早いこともあり、割とスムーズに運用体制が立ちあがりました。今ではほとんど問合せもなく、アンケートもご担当者様ご自身が作成されています。
ご担当者様からは、回答の集計結果をリアルタイムで確認できることや、CSV出力が出来ること、QRコードなどアンケートの登録方法が複数設定出来ること、デザイン性に優れたPC向けアンケートを簡単に作成できる点などに評価をいただいています。
―今後『やまとeモニター』を運用していくにあたり、大和市様の展望は。
今回当社は、大和市様が市民の皆さまの声を収集するため、システム面でバックアップをさせていただきました。システムが整備された今、『やまとeモニター』が効果を発揮するのはこれからだと思います。より多くの登録者を増やしていくことで、市民の様々な声が聴こえるようになることから、今後もPRに努めていく方針だそうです。大和市様はこの仕組みを職員・市民双方により一層浸透させて、この『やまとeモニター』を大和市のメジャーコンテンツにしていきたいとのことです。
―ありがとうございます。それでは最後にシステムインテグレータであるNTTデータ様から、エイジアの評価をお聞かせください。
―本日は貴重なお話をどうもありがとうございました。こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
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