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Webリサーチの結果を元に、サイトリニューアルの方針を決定

パーソルチャレンジ様

パーソルチャレンジ株式会社様

サイトリニューアルにあたり“利用者の皆さまが当社に何を求めているか”をWEBCASでリサーチしました。サイト設計の指針となる、有益なデータが得られました

「サイトリニューアルにあたり“利用者の皆さまが当社に何を求めているか”をWEBCASでリサーチしました。サイト設計の指針となる、有益なデータが得られました。」

  • 事業推進部 事業企画グループ甲斐 真子様
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障がい者専門の人材紹介サービス「DODAチャレンジ」等を運営するパーソルチャレンジ様は、同社のWebサイトリニューアルにあたり、“利用者の皆さまが何を求めているか”をリサーチし今後のサイト設計に活かすため、アンケートシステムWEBCAS formulatorを導入されました。WEBCAS運用ご担当者様に、WEBCASの導入経緯や利用した効果をお聞きしました。

(※2017年6月1日に、会社名が現在の「パーソルチャレンジ株式会社」に変更されました。インタビュー当時は旧社名「株式会社フロンティアチャレンジ」で事業を行われていたため、事例本文は旧社名で掲載しています)

フロンティアチャレンジについて

ーフロンティアチャレンジ様の事業概要をお聞かせください。

フロンティアチャレンジは、大きく分けて3つの事業を展開しています。
1つ目は、障がい者のための転職支援サービス「DODAチャレンジ」を運営する人材紹介事業、2つ目は、障がい者の一般就労を支援するための就労移行支援所を運営する雇用支援事業、3つ目は、テンプホールディングスの特例子会社として、グループ個社から受託した事務業務等を障がいを持つ社員が行う受託サービス事業です。

私の所属する部署は、各事業の課題を洗い出し、改善策を検討・実施する役割を担っています。

※特例子会社:すべての事業主は、法定雇用率以上の割合で障がい者を雇用する義務があります(2016年12月現在は従業員50人に対して1人以上)。特例子会社とは、障がい者の雇用の促進及び安定を図るため、事業主が障がい者の雇用に特別な配慮をした子会社を設立し、一定の要件を満たす場合には、特例としてその子会社に雇用されている労働者を親会社に雇用されているものとみなして、実雇用率を算定できる制度のことです。

フロンティアチャレンジ

フロンティアチャレンジ

フロンティアチャレンジは、障がい者が全社員の約6割を占める。同社自身が障がい者雇用の成功モデルになることを目指している。

WEBCASで自社サービスのイメージをリサーチ

ーアンケートシステムWEBCAS formulatorのご利用用途について教えていただけますか?

DODAチャレンジを利用した皆さまに対し、当社に対するイメージやご要望をリサーチするために利用しました。
現在障がい者の法定雇用率は2.0%ですが、2018年にはさらに引き上げられると予測されています。この改正によって、障がい者雇用のニーズは高まることが期待されます。そこで、当社の事業をより多くの方にわかりやすくお伝えできるよう、Webサイトのリニューアルを検討しています。

サイトリニューアルの方針を決めるにあたり、まずは障がい者の方の目線でサイトを設計することが何よりも大切だと考えました。そこで、利用者の皆さまはなぜ当社サービスを選んでくれたのか、どんなことに期待しているのか、当社にどのようなイメージを持っているのか…等をWEBCASでリサーチすることにしました。

専任のキャリアアドバイザーが、障害者手帳をお持ちの方に対しニーズやスキルにマッチした求人企業をご紹介するサービス「DODAチャレンジ」。

ーリサーチの流れや内容について詳しくお聞かせください。

DODAチャレンジを通して当社にカウンセリングにいらした方にアンケートへの協力をご依頼し、合意いただいた方に、事務局からアンケートURLを記載したメールをお送りし、回答を集めました。

アンケートは2ページに分けて作成したのですが、1ページ目では「登録いただいた理由は何ですか」「サービスに期待するものは何ですか」など、DODAチャレンジに関する全般的な質問をしたほか、競合サービスの登録状況なども伺いました。2ページ目では、当社の2つ目の事業である就労移行支援所について、認知度や興味、他社施設の利用状況などを伺いました。

WEBCASで作成したアンケートの一部

ーなぜカウンセリング時ではなく、カウンセリング終了後にWebアンケートを実施することにしたのですか。

カウンセリング時には候補者様一人ひとりにマッチした求人をご紹介するため、これまでのご経験やスキル、希望の働き方、今後のキャリアプランなどを、限られた時間の中でできるだけ深くお聞きする必要があります。そのため、DODAチャレンジに登録した理由や当社に対するイメージなど、いわゆる“マーケティングに活用するためのアンケート”に時間を割いていただくのは難しいのが現実です。そこで、利用者の皆さまが好きな場所で好きな時間に回答できる、Webアンケートの方式をとるのが最適だと考えました。

Webアンケート回答率は約60%!回答率アップのための秘策は?

ーWebアンケートの回答率はいかがでしたか。

アンケート回答率は、私たちの予想よりも高く約60%となりました。

今回60%という高い回答率を得られたのは、以下の施策が功を奏したと考えています。

1.「即日メール送信」のオペレーション
カウンセリング時に調査協力の合意が得られた方には、ほぼ即日にアンケートURLをメールでお送りしました。記憶に新しいうちにアンケートが届くので、回答してくださる方が多かったのだと思います。

2. インセンティブ(デジタルギフト)の配布
回答率をより高めるため、今回はインセンティブを用意しました。エイジア(現WOW WORLD)の営業担当の方から、「Webアンケートでインセンティブを渡すなら、親和性の高いデジタルギフトがおすすめ」とアドバイスをいただき、各種ポイント・電子マネーに交換できるデジタルギフトサービスを紹介していただきました。オンライン上で完結するため郵送費が不要なうえ、誰もがもらってうれしいギフトを手軽に用意できたので助かりました。

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短期間・低コストで、有益なデータが得られた

ーDODAチャレンジに対するリサーチをしてみて、興味深いデータは得られましたか。

はい。サイト設計の指針となる、大変有益なデータが得られました。

たとえば「DODAチャレンジに登録いただいた理由は何ですか」という質問に対し、かなりの割合の方が「運営母体がしっかりしているから」と回答されました。

実はこれまでDODAチャレンジのWebサイトでは、「非公開求人が充実していること」など、サービスの細かな特徴を積極的にアピールしてきました。今回の調査では新たに、利用者の方は当社に対して「信頼できる」「安心できる」というイメージを持っており、「安心感」を醸成するコミュニケーションも必要なことがわかったのです。サイトリニューアルの際にはこれらを踏まえたトーン&マナーを採用することはもちろん、たとえばDODAチャレンジで転職に成功した方のインタビュー記事の更新頻度を増やすなど、信頼や安心の裏付けとなるようなコンテンツを全面的に出していくべきだと判断できました。

また、精神障がい/身体障がいなど障がいの種別によって、DODAチャレンジに期待することに差が出ることもわかりました。こちらのデータも、サイトの導線づくりなどに役立てたいと考えています。

甲斐様

甲斐様

「今回リサーチをしなければ、利用者の方の思いをここまで詳細に把握することはできませんでした」

ーWEBCASでリサーチをしたメリットがあれば教えてください。

短期間かつ低コストで、これだけの価値あるデータを集められたことが最大のメリットです。もし外部のリサーチ会社やコンサルティング会社に同じ要件で発注すれば、相当な時間とコストがかかることが予想されます。WEBCASなら低コストで思い通りのWebアンケートを自分たちで作れますし、集計結果もリアルタイムにわかるので、利便性もコストパフォーマンスも高いと感じています。

WEBCASの選定理由と、利用しての評価

ー数あるアンケートシステムの中から、WEBCASでリサーチをすることになった理由をお聞かせください。

WEBサービスを利用する際はセキュリティー対策に問題ないことが、重要な判断基準になります。WEBCASはグループ内で過去運用実績があったこと、また当社基準のセキュリティー対策が実施されていることにより、迷わず導入を決めました。

ほかにも、当社が求めていた以下の機能が搭載されていたことも採用ポイントでした。

1.条件分岐アンケートができる
DODAチャレンジは、障がいの内容や就労系福祉サービスの利用実態の違いなど、タイプの異なる様々な方に利用いただいています。そのため、今回のリサーチではできるだけ一人ひとりに適した設問を表示できるよう、回答内容に応じて次の設問を細かく出し分けたいと考えていました。WEBCASにはこの機能が標準搭載されていたので、思い通りのアンケートを設計することができました。

2.スマホ対応のテンプレートがある
DODAチャレンジの利用者にはスマートフォンユーザーが多かったので、スマートフォンからアクセスしても見やすく回答しやすいアンケートを作成したいと考えていました。WEBCASにはスマートフォンに最適化されるテンプレートが標準搭載されていたので、こちらをベースに作成しました。テンプレートはシーンを問わないデザインで、カラーバリエーションも豊富なので利用しやすかったです

フロンティアチャレンジ様が利用したWEBCASのテンプレート

3.アンケートを複数ページにわけられる
冒頭でもお話ししましたが、今回のリサーチでは1ページ目で「DODAチャレンジ全般」についての質問をし、2ページ目では当社のもうひとつの事業である「就労移行支援」についての質問をしました。この2つはテーマが大きく異なるものでしたので、回答者の方に戸惑いを与えないよう、ページをわけて“次のテーマに移った”という印象を与えたいと考えました。WEBCASはアンケートを複数ページにわけられたので、思い通りの流れを実現できました。

ー実際にWEBCASを操作した感想をお聞かせください。

私自身アンケートシステムを使うのは初めてだったのですが、WEBCASは少し慣れれば簡単に操作でき、使いやすかったです。また営業やサポートの方がとても丁寧で、操作方法に不明点があっても電話をすればいつも快く対応いただけました。

今後の展望

ー最後に、今後の展望を教えていただけますか。

障がい者の方に満足いただけるサービスを提供するには、何よりも当事者の声に耳を傾けることが大切です。今回WEBCASでリサーチをしてみて、大変価値のあるデータを得られることがわかったため、今後もこのようなリサーチを継続して実施していきたいと考えています。

また、「障がい者雇用を成功させる」をスローガンに様々な障がい者雇用課題に取り組む当社としては、「採用する企業側の声」も聞く必要があると思っています。今回のリサーチを契機にWEBCASを使って新たなリサーチを実施する予定です。具体的には申し上げられないのですが、「障がい者の新たな雇用機会の創出」について企業の人事担当者にリサーチしようと考えています。我々が現在着目している雇用機会は、障がい者雇用としては実績がすくないため、どの程度、「企業側の潜在ニーズがあるのか?」が把握できていない状況があります。そのためWEBCASでリサーチを行い、実際に得られたデータを今後のサービスに活かしていきたいと考えています。

今後もWEBCASで様々なリサーチを行っていきたいので、引き続きサポートをよろしくお願いします。

ーこちらこそ、よろしくお願いいたします。本日は貴重なお時間をありがとうございました。

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ユーザ企業様プロフィール

商号 株式会社フロンティアチャレンジ
代表者 代表取締役 原野 司郎
本社所在地 東京都港区芝5-33-1 森永プラザビル本館18F・19F
創立 2008年1月1日(特例認定 2008年11月)
URL https://challenge.persol-group.co.jp/
事業内容  障がい者専門の人材紹介、人事コンサルティング、就労移行支援、公共事業受託、事務アウトソーシング
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